手持ちのエミュレータの中で最も開発環境として高速だと思われるvmwareでfreeDOSの設定をした。英語モードはcd-romイメージを使って下記の要領通りで問題なくインストールできた。
https://no000.hateblo.jp/entry/2019/12/10/234158
しかしdos/v化して日本語表示をする段でいくつか留意すべき点があったので備忘録として記録しておく。
図はvmware playerでfreedos1.3を選んでデフォルトの日本語環境が起動した様子。
1)$fontx用のフォントを作成するのにms-dosだからと思ってms-dos player経由でmkfontを実行したらノイズパターンしか得られなかった。virtualBoのwindows xpの環境にいれて実行してちゃんと見えるfontパターンを得た。
2)規定のメニューで1−5までが使われていたので6として日本語環境が起動できるようにfdconfig.sysを調整した。
3)最初chej jpで日本語に移行したときに画面がスクロールするタイミングでハングアップしたのでディスプレードライバーdispvのオプション/HS=offにしたら一応表示は成功したもののすごく遅いのが気になったのでdドライバーをispvからdspvvに代えたら表示が出来たのでありがたく使わせてもらうことにした。
4)エスケープシーケンスの処理にnansi.sysを使うと日本語が出なくなったのでpansi.sysに差し替えて対応。
以上で日本語の表示はできるようになった。
次に示す方法で共有フォルダーを仮想ドライブのフォルダーにできるので今の所freeDOS側での漢字の変換については慌てて設定する必要性は高くない。
http://www.math.kobe-u.ac.jp/HOME/taka/2021/2021-11-19-FreeDos-on-VMware/
ここで説明されているfdosmount.isoをcdにマウントして中からvmsmount.exeをc:¥とかにコピーしておけばいつでも実行することでvmware側で割り当てた共有フォルダをたとえばe:¥fdosなどのような仮想のドライブの一部として読み書きできるので母艦側のvisual studio codeなどに文字入力や編集の作業を任せることが出来て大変便利。シームレスに母艦のwindowsとゲストOSのfreeDOS側のファイルが扱えることになる。
結果、freedos起動時のメニュー番号6で日本語環境になり放っておけばfilmtnが起動して作業待ちになってくれる環境が出来ました。
(ちなみに日本語キーボードはfreeDOSの標準でインストールされるkeybでjpを指定すれば対応してくれるので以前のように外部からフリーソフトを入れる必要ななくなった)
一応、ツール類を入れたtoolフォルダとlsi-c330c試食版を入れたフォルダにパスを通して出来たautoexec.batに相当するfdauto.batの最後尾部がこちら
実行速度はかなり速いが明日にでもいくつかのソフトで比較してみたい。
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