2023年1月22日日曜日

macのdosbox事情、あるいはベンチマーク

 先日来、動かしているdosエミュレータのdosboxとdosbox-xとdosvaxj3だけどmacでも動かしてみたい。
(実は、過去のアップ記事をご覧いただけばわかりますがすでに動かしているのあります。)

残念ながらdosvaxj3についてはmac向けのバイナリーが配布されてないので動かせない。
(ソースからコンパイルできるほどの根性がない)
また1/4時点のベンチマークの時のdosbox0.74では手持ちのcのグラフィックの入ったオブジェクトでは描画がされなかったので表に書けなかったけど今回の0.74-3では描画できたのでそれについて書きます。(ちょっと残念な点も含めて)

dosbox-xも最初はグラフィックが出なかったのだけど先日、同じと思われる版をダウンロードしてみたら出たのでとりあえずdosboxとvga設定にしたdosox-xを比較してみる。

dosbox0.74−3
 speedtst  464286 parrots  172.1XT
   mandel-c.exe  1533.78秒

dosbox-x 
   speedtst  318182 parrots 118.0XT
   mandel-c.exe  173.84秒

素のエミュレート性能としては対XT比が172と118でdosboxの方がdosbox-xよりも45%ほど高速と出ているのだがmandelbrotの描画時間が9倍もかかっている。
なにやらSDLの呼び出しの部分でかなりのオーバーヘッドが掛かっているのかと思われる。
もしかしたらdosboxが32bit用でdosbox-xが64bit用のオブジェクトであることが関係しているのかもしれない。
今すぐに明確な原因を提出は出来ないけど一応グラフィック出力の確認くらいには使えそうで嬉しく思う。速度の問題はおいおい解決するかもしれない。またdosvaxj3のmacos向けのバイナリーも手に入るかもしれない。

ちょっと「かもしれない。」の多い希望的な観測だけの結果になったけどmacos上でも最低限使えるdos環境があることを実感できたことはよかったと思う。

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 姉妹Blog共々、7月の更新を忘れてました。 ちょっと色々あって古代電脳というか手続き型のプログラミングへの熱意が薄れてこのブログをどうするか考えてしまってます。 日々、いじればまた関心も高まると思うのでちょっと冷却期間に入ります。